ソフト首位奪取!中村絶好調18戦連続H
「ソフトバンク5-1楽天」(6日、ヤフオク)
絶好調の1番打者が、チームを5月16日以来の首位に導いた。二回2死満塁。楽天先発の美馬を追い詰めたところで、ソフトバンク・中村が外角低めのフォークを拾って中前へ運び、先制の2点適時打とした。
「体がよく反応してくれた。投手にとって外角低めに投げるのは基本。そのコースをしっかり打たないと」。自己記録を更新中の18試合連続安打にも「どうでもいいというか、目先の結果だけ求めても打撃が崩れる」とあっさりした感想だ。ただ、手応えはある。調子を落とした5月初旬と比較し「悪いときは投手の球を追いかけていた。今は打席で慌てなくなった」と冷静に自分の打撃を分析した。
5日は抑えのサファテの乱調で3点差からの逆転負け。一夜明け、先発全員の13安打で嫌な雰囲気を吹き飛ばした。しかも二、八回は2死走者なしから計4点。秋山監督は「2死からつないでいける感じが最近出ているね」と目を細めた。8日からはオリックスとの首位攻防戦。前半戦の大きなヤマ場を前に、打線は間違いなく上り調子だ。