ヤ・石川3被弾 エースの意地見せれず

 「交流戦、ヤクルト2‐7ソフトバンク」(19日、神宮)

 チームトップタイの4勝を挙げているヤクルト・石川が一発攻勢に沈んだ。

 前回登板の11日・楽天戦では完封するなど、この試合前までの3戦は計22回2/3を投げて2失点と好調だったが、一転して3本塁打を浴び6失点で、4回2/3で降板した。

 三回に李大浩の先制ソロ、四回に吉川の2ラン、五回に細川の3ランと、3イニング連続で被弾。先発の責任を果たせず「ストライクとボールがはっきりしていた。球も高かった」と肩を落とした。

 今季は2完封する一方で、5回を投げきれなかったのは3試合目で、防御率4・57と安定感を欠いている。小川監督は「今年の石川はいい時はいいが、悪い時は失点が多い。両極端になっている」と指摘した。

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