樹徳22年ぶりV!ホジャティ完投

 「高校野球、春季群馬大会決勝、樹徳6-2桐生第一」(4日、高崎城南)

 樹徳が22年ぶり3度目の優勝を飾った。イラン人の父と日本人の母を持つホジャティ博和投手(3年)が7安打2失点で、2日連続の完投勝利を挙げた。

 173センチの小柄な左腕。直球は120キロ台ながら、腕を抱え込む独特のフォームから、緩いカーブなどを駆使。今春センバツ8強の桐生第一打線をほんろうし「打たせて取る投球ができた」と、納得の表情を浮かべた。

 初めて主戦となった今大会は、初戦でも昨夏甲子園Vの前橋育英を七回コールド完封するなど、成長を証明した。あこがれは「父が同じイランなので」という理由でダルビッシュ。投手としてはタイプも利き腕も違う大黒柱は、関東大会へ向け「打たせて取る投球で、コントロールをもっと高めたい」と、自分らしい目標を掲げた。

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