メジャー移籍を目指す、楽天・田中将大投手（２５）が１８日、コボスタ宮城室内練習場に今年初めて姿を現し、自主トレを行った。移籍先が決まらないため、取材にはほとんど応じなかったものの、チーム関係者にはリラックスした表情を見せていた。

　１７日まで関東地方で則本、小山伸らと自主トレを行い、その夜に帰仙。この日午前、早速コボスタ宮城に現れた。キャッチボール、ランニングを行った後、メジャー球を手に、ブルペン入り。カーブ、スライダー、スプリット、ツーシームなど変化球を入念に確かめながら３０球を投じた。

　投球の感触については「普通です」と語り「久しぶりの仙台は寒いか？」という質問に「大丈夫です」と答えたのみ。練習後は足早に球場を去った。