ソフト長谷川 山形でプロ個人初表彰
今季自身初のパ・リーグ首位打者(打率・341)、最多安打(198安打)のタイトルを獲得した長谷川勇也外野手(29)が27日、地元・山形で「山形県スポーツ特別賞」と「鶴岡市スポーツ特別賞」の表彰を受けた。県の特別賞は2008年にサッカーJ1初昇格を決めたモンテディオ山形以来2例目で、プロ選手個人では初めて。市の特別賞は今回、長谷川の表彰に際し新設された。
同県三川町の庄内総合支庁でトロフィーを授与した山形県の吉村美栄子知事は「県民の誇り。これからも頑張って」と激励。長谷川の出身地、鶴岡市で行われた後援会の場で表彰を行った同市の榎本政規市長は「明るい希望を提供してくれた」とたたえた。
長谷川は両表彰の場であらためて来季200安打の目標を語ると、後援会関係者170人の前では「今年頑張って高給取りになってしまったので、それなりの責任と自覚を持ってチームを引っ張りたい」と来季年俸2億円(推定)選手らしいユーモアを交えスピーチ。笑いと拍手を呼んだ。