ソフトバンクの松田宣浩内野手(30)が13日、病と闘う子どもたちに来季の「30発」を誓った。
この日、恵理夫人とともに福岡市の国立病院機構九州がんセンターの小児病棟を訪れ、クリスマス会に参加。未就学児から中学2年生までの5人と交流し、バットスイングなどを披露した。「元気をあげるつもりが、こちらが元気をもらった」と目を潤ませた。
今季は2011年の自己最多25本塁打に続く20本をマーク。子どもたちから「来年も20本打ってください」とお願いされると「30本打つよ」と宣言した。「口に出すことで行動も変わる」。松田は自らを奮い立たせた。