プロ野球の加藤良三コミッショナー(71)が2日、都内で取材に応じ、ヤクルト・バレンティンの本塁打数と飛ぶボールとの因果関係について強く否定。プロ野球記録のシーズン55本塁打に迫っていることに「すごいですね。打数あたりのホームラン生産率がすごくて驚いている」と笑顔で称賛した。
だが、統一球を極秘変更していた問題との関係性を問われると表情が一変。険しい顔付きで「バレンティンには、あまり関係ないんじゃないですかね。あれだけ打つのは(統一球への)慣れもあるだろうし、バレンティンがすごいとしか言いようがない」と話した。