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【POG】ひいらぎ賞Vのシックスペンスはまだまだ奥がありそう(美浦発)

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 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週の朝日杯FSではジャンタルマンタル(牡、高野)が無傷の3連勝でGⅠを奪取。阪神JFとは違って関西馬が上位を独占する結果となりました。ホープフルSの結果待ちとはなりますが、最優秀2歳牡馬のタイトルに最も近い存在となりましたね。ホープフルSを無敗で制す馬が出てくると、投票する立場としては難しくなるのですが、スター候補の出現はいつでも歓迎。うれしい悩みを抱えたいものです。関東馬で人気を集めていたシュトラウス(牡、武井)は10着に敗れてしまいました。戦前から懸念されていたコントロールの難しさが出てしまいましたかね。今後もそういった面と付き合いながらの調整、競馬となるでしょうが、能力の高さは誰もが認めているところですし、来年の巻き返しに期待したいです。

 17日のひいらぎ賞はシックスペンス(牡、国枝)が勝利して2戦2勝としました。非常に高い競馬センスを感じさせるレースぶりで、まだまだ奥がありそうです。次走は様子を見ながら検討していくとのこと。

 16日の中山芝2000mの新馬戦を勝ったのはターコイズフリンジ(牡、田中博)。大型のブラックタイド産駒らしくスッと反応できない感じがありましたが、エンジンが掛かった時の伸び脚は目立っていましたね。距離はもっと延びても良さそうです。次走は未定。

 17日の中山芝1600mの新馬戦は良血馬ミラビリスマジック(牝、国枝)が勝利。上にマジックキャッスル、ソーヴァリアントがいますが、母ソーマジックの産駒はどの馬も堅実に走りますね。どこまで出世してくるか楽しみです。次走は未定。

 17日の中山芝2000mの未勝利戦では、アスクナイスショー(牡、中舘)が2戦目で勝ち上がりました。こちらもいいセンスを見せての好内容。次走は1月8日の中山芝2000mの1勝クラスへ、引き続き田辺が騎乗する予定です。

 そして28日にはホープフルSが行われますが、POGドラフト会議で指名したレガレイラ(牝、木村)とウインマクシマム(牡、畠山)、馬サブローのPOG動画で推奨したアドミラルシップ(牡、相沢)が出走を予定。全て1勝馬なので、まずは抽選を突破しないといけませんが、どんな走りを見せてくれるか非常に楽しみにしています。人気はゴンバデカーブース(牡、堀)、シンエンペラー(牡、矢作)が集めそうですが、後者は英ダービー参戦の可能性もありますし、ぜひともいい走りを見せてほしいものです。

 今年のPOGブログは今回で最後。また来年お会いしましょう。良いお年を!(馬サブロー美浦支局・木村)

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