阪神・村上 才木不在にエースの決意「チームが勝っていれば良い気持ちで戻ってこられる」2年連続2ケタ勝利へ
18日・ヤクルト戦(京セラ)に先発する阪神・村上頌樹投手(28)が17日、兵庫県尼崎市のSGLで投手指名練習に参加し、エースの自覚をにじませた。ともにカード頭を担ってきた才木が15日にコンディショニング不良のため登録抹消されたことを受け「才木がいない間でもチームが良い状態でいられるように」と決意。自身初となる2年連続の10勝到達にも王手をかけている中、勝利をけん引する。
もちろん2人いれば心強い。それでも、盟友の不在をチームのピンチにするつもりはない。村上は落ち着いた口調で思いを語った。
「才木にちょっと、ゆっくりしてもらって。いない間でもチームが勝っていれば、才木も良い気持ちで戻ってこられると思うので、チームも良い状態でいられるように頑張っていきたい」
開幕から互いにカード頭を担ってきた右腕が、コンディショニング不良で今季初めて登録抹消となっている。大竹、高橋も再調整中で、ローテーションは不透明。それだけに、後半戦から週頭を任されているエースの投球に期待がかかる。村上はキャッチボールやショートダッシュで最終調整し、「しっかりゲームをつくるっていうところが一番大事。しっかり勝てるようなピッチングをしたい」と力を込めた。
ホームで迎え撃つ3位・ヤクルトは、4連勝中とあって侮れない存在だ。「長岡は注意しながら」と絶好調のリードオフマンの名前を挙げつつ「4連勝してますし、サヨナラ勝ちとかもしてたんで、勢いはあるのかなと」と警戒。「しっかり低く丁寧に投げていきたい」と自分らしい投球で燕打線を封じていく。
自身にとっても節目の1勝がかかる。前回11日・巨人戦(東京ド)では8回1失点の好投で今季9勝目。14勝を挙げた昨季に続く2年連続の2桁勝利へ、王手をかけた。達成すればキャリア初。「まずはチームが勝つこと。それにプラスで自分に勝ちが付けば」と控えめながら意欲を示した。
防御率1・82はリーグトップと頼もしい限り。同2位が高橋の1・93とチーム内でハイレベルな争いも繰り広げられている。ただ、「そこまで気にしてはないですし、(最優秀防御率は)最終的に取れればうれしいですけど、まずはなるべく最少失点で投げ抜くことがチームが勝てる要因になると思う」とチーム最優先を改めて強調。大黒柱として、ブレることなく腕を振る。
