阪神・下村 Aぇ!group佐野晶哉と奇跡の再会 今季初星の夜に宿舎駆けつけ祝福「『マジですごいわ~』って言ってくれて」
阪神の下村海翔投手(24)が17日、兵庫・西宮市立樋ノ口小学校の同級生で、大人気グループ「Aぇ!group」の佐野晶哉と奇跡の再会を果たしたことを明かした。プロ初勝利を掴んだ13日の巨人戦(東京ド)後、結果を知った佐野が仕事終わりにチーム宿舎まで駆けつけ祝福。それぞれの世界で頂点を目指す幼馴染みが明かす友情、近未来に抱く夢に迫った。
初勝利に沸いた歓喜の夜だった。お互いに多忙を極める中、親友が拠点を置く東京で試合があったことで、奇跡の再会が実現した。互いに投稿したインスタグラムには2人で写真に納まる下村と、人気グループ「Aぇ!group」のメンバー・佐野の姿があった。
「試合を見てくれていて、『おめでとう』ってLINEもくれていた。『どこにおんの?』って聞かれて話していたら、『今終わったから行くわ』ってタクシーでバーって来てくれた。『この後もせりふを覚えなきゃいけないからすぐ帰らなあかんねんけど』と。写真を撮って解散しました」
小学校の卒業式ぶりとなる奇跡の再会。それでも「久しぶりな感じはしなかった」とすぐに“空白”の時間を埋め、互いの近況を報告するなど話は尽きなかった。「とんでもない世界で生きている。すごいなと思いましたね」と芸能界で戦う友人に刺激を受け、滞在するホテルまで駆けつけてくれた友情に感謝した。
2人は兵庫県西宮市出身。小学校ではクラスメートとして過ごしてきた。佐野の家でゲームをして楽しむ仲で、当時から佐野は劇団四季の「ライオンキング」に出演するなど売れっ子子役だったという。「有名人でしたけど調子に乗った雰囲気も出さないし、普通に接してくれました」。その姿に憧憬(しょうけい)の念を抱いていた。
中学、高校時代は「佐野がジュニアになっていましたので」と連絡は取れなかったが、プロに入ってから共通の友人を通じて連絡を取り合うようになったという。
互いに違うステージで、高みを目指す親友をリスペクトしている。「軽くご飯を食べてどんな仕事をしているか聞けて、改めてすごいなと。とんでもない世界でやっている。歌もうまいし、多才」と脱帽。「佐野の方がすごいのに、佐野は『マジですごいわ~』って言ってくれて」と謙遜しつつ、親友の活躍をうれしそうに話した。
ここまでの登板試合を映像で見ていたという佐野。現地観戦も視野に入れているという。「『行けたら行く』といつも言ってくれているけど、なかなか忙しくて来られない」と事情を案じつつも、「(始球式で)甲子園に来てほしいですね」とリクエストした。
下村も親友の生パフォーマンスに興味津々。「呼んでくれたら行きたいです」とライブへの参加意思も表明した。
「僕とは次元が違う。アイドルですよ。これからもっと人気になりそうだし、あいつはすごいですよ」。最後まで親友へのリスペクトを送り続けた右腕。2人のスターの人生が重なり合い、止まっていた時間が動き出した。
◆佐野晶哉(さの・まさや) 2002年3月13日生まれ。兵庫県出身。16年に入所。19年にAぇ!group結成し、24年にデビュー。同年にテレビ朝日系「離婚後夜」で地上波連ドラ初主演。NHK連続テレビ小説「風、薫る」に出演中。日本中央競馬会(JRA)のテレビCMに見上愛と出演している。血液型B。グループでのメンバーカラーは「緑」。
