阪神・藤川監督「岩崎が投げることでチーム一つに」木下、工藤と無失点リレー 11日から巨人3連戦「とにかく前向きに」

 「阪神1-0中日」(9日、京セラドーム大阪)

 六甲おろしの大合唱を聞きながら、笑顔でナインを出迎えた。2連敗で迎えた一戦はリーグ最多15度目の完封勝利。10安打の相手を大きく下回る2安打で、2年ぶりの中日戦勝ち越しを決めた。阪神・藤川球児監督は「隙を作らないように一つずつ細かいプレーを詰めて、全体としてやってくれた」と要因を挙げた。

 五回まで1安打と柳に苦戦。だが自慢の投手力で流れを渡さなかった。同点の六回は木下が無失点。七回からは工藤が回またぎで2回無失点と、勝利への下地を整えた。両右腕は6日・DeNA以来の登板。「登板間隔等をしっかりと見据えながらやっている。いいタイミングで木下も投げられたし、工藤も体力があった状態で良かったと思いますね。これがノーマルではないですけど」と柔軟なタクトで相手の反撃を封じ込めた。

 九回に岩崎を投入した点には「戦略の中の一つかなとは、全てにおいてそうなると思いますね」と説明。その上で「ファンの方も久しぶりに勝利を感じているような歓声があった。最後、岩崎が投げることでまた全体として、チームが一つになったかなと。これをもって東京に行きたいと思いますね」と結束力の高まりを実感した。

 11日からはV争いを左右する、同率首位・巨人との3連戦。藤川監督は「勝ってもおごらず、負けてもへこたれることなく、とにかく前向きに戦い続けると。とにかく日々新たに」と力強く言い切った。不屈の心を胸に宿して、天王山に挑む。

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