CSに向けた阪神の『手の内隠し』、阪神OBが指摘
「阪神1-4DeNA」(20日、甲子園球場)
阪神は公式戦初対戦となったDeNAのドラフト1位ルーキー・竹田に苦しめられ、連勝が「4」でストップした。先発・高橋は4回2/3を5安打2失点で今季初黒星。デイリースポーツ評論家・中田良弘氏は、高橋と梅野のバッテリーについて、DeNAとCSで対戦することをにらんでの『手の内隠し』の可能性を指摘した。
CSファイナルSで対戦する可能性のあるDeNAに敗戦。今季初黒星となった先発・高橋は梅野とのバッテリーだった。前回登板した9月13日・巨人戦までの7試合を見れば坂本=6試合、梅野=1試合。梅野とのバッテリーは、高橋の今季初先発だった7月15日・中日戦以来で2度目だった。
「坂本ではなく梅野とバッテリーを組んだことは少し気になった。CSに向けた駆け引きで、『配球の差』などといった手の内を隠そうという意図もあってのことかもしれない」
高橋は今季初となる中6日での先発で5回途中で降板。とはいえ、先制を許したタイムリーは甘いボールではなかったようにも見えた。
「まず序盤のボールは素晴らしいものだった。右打者の内角へのストレートやカットボールもなかなか、打てるものではない。そして四回に山本に先制タイムリーを打たれたボールは低目の難しい変化球。際どいコースがボール判定になった場面もあり、そういった影響もあったかもしれない」
これで高橋の今季9月は先発した2試合いずれも5回を持たずに降板の状況となっている。
「この前(13日)の巨人戦も2本の本塁打を打たれるなどした。巨人とDeNAは共にファイナルSで対戦する可能性のあるチーム。気になるところではある」
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