阪神・藤川監督 「しっかりとチームを一回、洗濯して」「楠本にヒットが出たのは非常に大きい」【一問一答】

 「阪神1-6DeNA」(10日、甲子園球場)

 リーグ優勝した阪神がDeNAに逆転負けで連敗を喫し、15カードぶりの負け越しとなった。先発の伊藤将が6回1/3を5安打6失点で2敗目。2番に梅野、7番に井坪、8番に植田を起用した打線は初回、佐藤輝の適時二塁打で先制したが、二回以降はDeNAの先発・東を攻略できなかった。藤川監督の主な一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -スタメンを大きく動かしたが、確認や試すことがあって。

 「甲子園球場を出ればVセールをしてますけど、球場の中では勝負師のところがあるんで。しっかりとチームを一回、洗濯してですね、それからまた強いチームに仕上げていく。楠本にヒットが出たのは非常に大きいですね」

 -梅野の2番はそういう意図か。

 「バッティングの状態も非常にいいですしね、梅野が6番以降にいくより、2番で攻撃的にいった方が、6番に熊谷がいますから、そういう意味で梅野の良さも出るのかなと思ったんですけど。最後、勝つのが難しくなるとスタンドにどうしても空きが出てしまって、それが勝負師としては悔しいですけど、勝負は終わってるんで(笑)」

 -井坪は東との対戦で得られることが。

 「勢いというものが次は必要になるステージが待ってるはずなので。楠本なり、井坪なり、今日の梅野のように、グッーと勢いが出てくるとね、それが一番必要なシリーズになってきますから。1、2軍含めて全部使って探しに入るというか、仕上げにいくという作業です」

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