阪神・ネルソン来日初先発 3回2/3を1失点「先発をやるつもりで取り組んでいる」 平田2軍監督「十分兼ね備えている」
「ウエスタン、ソフトバンク3-4阪神」(20日、タマホームスタジアム筑後)
異国の地で適応力を発揮した。来日初先発の阪神・ネルソンは3回2/3を2安打1失点。4四死球を与えるなど制球には苦しんだが、最少失点でバトンをつないだ。
1点リードの初回、四球と暴投で1死二塁のピンチを招いた。「きれいなマウンドに少し緊張したよ」と、まっさらなマウンドに少し困惑したという。栗原には直球が甘く入って右前適時打。1点を失った。
「その後は落ち着いて投げられたよ」と二回以降は無失点。チェンジアップを巧みに利用し、凡打の山を築いた。四回先頭は遊撃への内野安打。暴投で三塁まで進まれ、2死を奪ったところで目安の70球を超え、椎葉と交代となった。
メジャー、マイナー通じて2度しか経験したことのない先発マウンドだったが、感覚は少し取り戻せた。来日していた愛する妻と娘に見守られながらの登板。「家族がいてくれて頼もしいよ」と力をもらった。平田2軍監督は「良かったよ。十分先発の要素を兼ね備えているよな」と評した。今回の挑戦について「先発をやるつもりで取り組んでいるよ」と右腕。次につながる75球だった。
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