阪神が最下位・ヤクルトに大敗 11連勝でストップ、7月初黒星 エース・村上がまさか6失点KO
「阪神3-6ヤクルト」(11日、甲子園球場)
阪神が最下位・ヤクルトに大敗。エース・村上が自己ワーストの2回8安打6失点KOで3敗目(8勝)。攻撃も森下、佐藤輝、大山の3連打など見せ場を作ったが、大逆転劇とはならなかった。
試合は二回に動いた。1死一塁から、坂本が二盗を企てた伊藤を刺して2死となったが、古賀と武岡に連打を許して一、三塁。ここで相手先発のランバートを打席に迎え、高くバウンドした打球をマウンドからバックしながら追いかけたが、グラブの先に当たる形で捕球できずに適時内野安打となった。
さらに岩田に左前適時打を許して2失点目。太田にも右前打を浴びて6者連続安打とされ、なおも満塁のピンチから内山に満塁弾を浴びて一挙6失点。7者連続安打と火だるまになった。通算23本目の被本塁打で満塁アーチは初の屈辱。「取るべきアウトを取ることができずに相手の勢いを止めることができませんでした。序盤で大量失点を許してしまい、申し訳ないです」と唇をかんだ。
試合は大雨で50分の中断を挟んだ。それでも四回には先頭・森下の中前打から、佐藤輝、大山の3連打で1点を返すと、豊田の四球後、小幡の左前打で2点目。それでも続く無死満塁の好機で追加点を奪えず、五回にも3連続四球で満塁を作ると、大山の右犠飛で1点を奪ったが、続く一、三塁で追加点を取ることができなかった。
11連勝中だった阪神は、6月27日のヤクルト戦(神宮)以来、実に14日ぶりの敗戦。7月初黒星で小休止となった。
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