阪神 藤川監督「いつも通りでしょうね」「凡事徹底と言いますか」今季最長9連勝にも表情変えず
「広島1-6阪神」(8日、マツダスタジアム)
阪神は初回に佐藤輝の2点適時打で幸先よく2点を奪い、中盤以降もソツなく加点。先発の才木は5回までに114球を要する苦しい投球だったが、要所を締めて1失点で7勝目。チームは今季最長の9連勝で貯金を同最多の16としたが、藤川監督は表情ひとつ変えなかった。
初回1死一塁から、森下が四球を選んだ球が暴投となった場面で、一塁走者の中野が三塁を奪い、打者走者の森下も二塁に進んだが「いつも通りでしょうね」と淡々と振り返った。
五回には1死一、二塁から佐藤輝の左飛で中野が三塁を奪い、森下が二盗を決め、大山が左翼線に2点適時二塁打を放つという隙のない攻撃を見せた。それでも藤川監督は「まあまあ、凡事徹底と言いますか、基本的なことですから」と称賛することなく、勝ってかぶとの緒を締めていた。
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