「マイナビオールスターゲーム２０２５」（２３日・京セラドーム大阪、２４日・横浜スタジアム）のファン投票の最終結果が１日に発表され、セ・リーグ外野手部門で阪神の森下翔太外野手（２４）が１２球団最多の７７万８１３０票を集め、初選出された。阪神からは村上、大山、佐藤輝、近本を含めてリーグ最多の５人が選出された。

　森下は２３年のフレッシュオールスターでＭＶＰを受賞したこともあり、「やっぱり取るなら高い目標の方がいいと思うので。その舞台で一番、輝いた選手になれれば」と、オールスターでもＭＶＰを目指すことを誓った。ここにきて４試合連続安打と状態は上向き。「（京セラは）使っている球場でもありますし、横浜は地元でもあるので、その２球場でホームランを見せられたら」と意気込んだ。

　虎党以外の野球ファンも足を運ぶ夢舞台。「この１回だけ最多得票するのではなくて、今後もずっとその最多得票をキープできるような活躍だったり、立ち振る舞いをしていきたい」と、人々の心に残る躍動を自らに課す。

　「素直に出てみたいものでしたし、すごくうれしい。票に恥じないプレーと、もっと自分を知ってもらういい機会でもあるので、一生懸命プレーするので応援よろしくお願いします」。虎の誇るスラッガーがさらなる高みを目指して、初の祭典に臨む。