阪神・森下 2戦連続V弾「先制点が欲しかった」今季4本目の初回弾 両リーグトップ52打点目

 「ヤクルト0-6阪神」(29日、神宮球場)

 今季3度目の2戦連発でチームに勢いをもたらした。阪神・森下が初回に先制13号ソロを放って、12球団トップの52打点目。「先制点が欲しかった。ツーアウトでしたけど、1点取れたんで良かった」。今季4本目となる初回弾で連勝への主導権を握った。

 5月25日の中日戦以来、27試合ぶりの右翼でのスタメン。守備に就く前に、まずは打席で大仕事をやってのけた。マウンドには初対戦のアビラ。「浮いたボールを積極的にいきました」。2球目の甘く入ったチェンジアップを見逃さなかった。

 打球は虎党の大歓声に吸い寄せられるように、左中間スタンド最前列に着弾。デーゲームで今季6本目のアーチをかけた。夏本番を前に屋外デーゲームが一区切りとなる一戦で、まぶしい太陽に照らされながら躍動した。

 交流戦終盤から不調に陥ったが、V字回復を印象付ける2試合連続のオーバーフェンス。「姿勢の部分で修正していた。しっかり『入り』で意識して、自分のスイングができるような形にもっていった。甲子園でまた勝てるように頑張ります」。リーグ戦再開カードの勝ち越しに貢献し、確かな手応えと頼もしい言葉を残した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス