阪神・高橋 好感触144キロ 3度目ブルペン、制限なし本格投球「ちょっとずつ上がってくるだろうなという感じ」

 「2軍練習試合、阪神1-2独立リーグ連合」(27日、甲子園球場)

 昨年11月に受けた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」から復帰を目指す阪神・高橋遥人投手(29)が27日、SGLで行われた2軍残留練習に参加し、本格的なブルペン投球を行った。

 力強いミット音が響き渡った。捕手を座らせて約40球。約1週間前からブルペン投球を開始し、この日が3度目。「ちょっとずつ上がってくるだろうなという感じはする」と好感触を口にした。

 左手首に入れていたプレートを除去する手術を受けた後は、2月の春季キャンプで捕手を立たせてのブルペン投球を行うも、以降は進展がなかった。「思ったよりも長い」とリハビリが長期化する中でようやく前進し始めた。痛みはなく、「思いっきり投げてもいいと言われている」と制限もかかっていない。今後は感覚を取り戻しながら実戦復帰に備える。

 ブルペンでは最速144キロを計測。「精度的には微妙。キャッチボールが良くブルペンも良くなる」と技術面での上がり目も探っている状態。復活へ向けて着実に歩みを進めている。

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