阪神・佐藤輝 プロ初レフトも影響なし3安打!球児監督打線「活性化のため」魅せた先制点防ぐ好フィールディング
「中日1-5阪神」(25日、バンテリンドーム)
慣れない景色でも、阪神・佐藤輝はいつも通りチームのために力を発揮した。この日は「4番・左翼」で、自身3年ぶりとなる外野でのスタメン出場。左翼は公式戦でプロ入り後初めて守ったが、難なくこなすと、バットでも快音を連発させた。
初回には、フェンス際のクッションボールをうまく処理し、先制を許さない好プレーもあった。ルーキーイヤーから2年間は右翼を主戦場とし、外野での経験はあるものの、左翼となると打球の見え方が違う。「難しさもあった」と戸惑いを明かしたが、2月のキャンプでも練習はしていた。
23日の試合前練習では短い時間、右翼を守っていたが、この日は左翼でノックを受けて動きを入念に確認。そのままスタメンとなった中、抜群の野球センスを持ち合わせる男は、試合の中できっちりとアジャストしていった。
守備位置が変わり、打撃への影響も懸念されたが「別に特に何もないです」と全く気にせず。結果、今季3度目となる3安打猛打賞と大当たり。月間打率も・333まで上がった。
藤川監督は「打線の厚みというところの起用。チームが活性化していくために必要」と意図を説明。攻守で指揮官の期待に応える活躍だった。「また(外野起用が)あるかもしれないので、しっかり練習して守れるように頑張ろうと思います」と佐藤輝。新オプションも身につけ、万能型プレーヤーとしてチームを支えていく。
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