阪神・ベタンセス好救援 “ベタ”褒め平田2軍監督「素晴らしかった」 緊急登板なんの!3回2/3を0封5K

 「ウエスタン、広島2-8阪神」(3日、由宇球場)

 最後の打者を遊ゴロに仕留めると、グラブを2回ポンとたたき、雄たけびを上げた。阪神のホセ・ベタンセス投手が3回2/3を2安打無失点の快投を見せた。

 一回1死二塁。先発の畠に思わぬアクシデントが発生した。負傷により緊急降板。代わりにマウンドへ上がった。宇草を三振に斬ったが、続く渡辺に左越え適時二塁打を許した。しかし、ここから冷静だった。「どの球種も良い感触」と語ったように、仲田を2球で追い込むとカットボールで空を切らせた。四回までに奪った三振は5つ。想定外の登板にも結果で応えた。

 春季キャンプは宜野座組と順調だったが、2月16日の練習試合・広島戦は1回持たず7失点、3月8日の巨人とのオープン戦は1回3失点と苦汁をなめた。だが、自分の投球を貫いた。「(苦しい投球の時と)何も変えずに一人の打者、一球に集中した」と、あえて変化を求めなかったことが功を奏した。

 平田2軍監督は「素晴らしかった。ゲームを作ってくれた」と“ベタ褒め”。「次も言われたところでアウト3つをできるだけ早く取る」。2桁背番号を目指す右腕の挑戦は続いていく。

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