鳥谷敬氏が断言 甲子園球場のラッキーゾーンは「野球人生が変わります」91年オフに撤去 あったら「30本くらいはいけた」
阪神OBの鳥谷敬氏が8日にフジテレビで放送された「ジャンクSPORTS」に出演。「プロ野球4世代構想」というトークテーマの中、甲子園球場から消えたラッキーゾーンについて思いを語った。
現役時代は勝負強い中距離ヒッターだった鳥谷氏。「甲子園は浜風があるんですけど、昔はラッキーゾーンがあったわけですよ。こんだけ違ったら、ホームランだけじゃなくて野球人生が変わりますから」と言い切った鳥谷氏。「20本くらいしか打ったことないんですけど、こんだけ違うとレフトの定位置のアウトがホームランになるんで。30本くらいはいけた気がする」と明かす。
甲子園のラッキーゾーンはホームランを出やすくするため、1947年に当時の外野フェンスから約20メートル手前に人工的なフェンスを設置。以降、長く野球ファンに親しまれてきた。だが高校野球で金属バットの導入や、国際規格を満たす球場が増えたことから91年シーズン終了後に撤去された。
2018年に再設置を検討していくことが明らかとなり、話題になった。OBを中心に賛否両論が集まる中、現在も具体的な動きは無い。
トークでは日本ハムOBの杉谷氏が「自信持てますし、僕も20発くらい打てた」とトークに割り込んでくると、鳥谷氏は苦笑いを浮かべながら「試合出ないと打てないから」とバッサリ。山本昌氏も「20打席あったか?」と問うと、「そんなになかったですね」とトーンダウン。総ツッコミを受けた。
中日で活躍した英智氏は「ナゴヤ球場当時にプレーした方が『お前はホームラン何本打ったんだ?』とマウントをとってくるのですが、いやいや自分がプレーするのはホームランが出にくいバンテリンドーム。同じステージでホームラン数を競わないでくださいと。腹の中では『ナゴヤ球場の成績ですよね』みたいにいつも思ってました」と毒を吐くと、浜田雅功をはじめスタジオは爆笑に包まれていた。
関連ニュース





