阪神OB・能見篤史氏「開幕投手って実は」初大役の村上に3度の経験伝授 甲子園歴史館一日館長就任
阪神OBでの能見篤史氏(45)が8日、15周年を迎える兵庫・西宮の甲子園歴史館で一日館長を務めた。「ユニホーム着てる時は常に、歴史の重みを感じました。身の引き締まる思いです」と、任命式に集まったファンに館長名刺を配るなどPR活動を行った。
藤川新監督が指揮する今シーズンを前に、「どういう野球をするのか非常に楽しみです。戦力的には申し分ない戦力をしていますので、上位に入るのは間違いない」と、秋の優勝争いを断言。期待する選手として、育成から支配下選手登録をされた工藤、前川を挙げ「阪神にはレベルアップした若い子がたくさん出てきています。レギュラー陣と合わせても戦力的には大いに期待できるでしょう」と続けた。
能見氏は現役時代に3度、開幕投手を務めたエース左腕。今年、初の大役に挑む村上に「自分の投球をしてもらったらいい」とエールを送った上で、初戦のマウンドに立つ極意を披露。
「開幕投手って実は、長いイニングを(投げようと)気にする必要もない。まずはチームが勝つというところでは多分、最初から飛ばしていくでしょうし」と心の持ち方を伝え、「何よりもあの景色は開幕独特。野手も少し緊張しているのが伝わるのは、あの一試合だけかなと思う。周りを見ながら雰囲気を味わってほしいなと思います」と期待した。
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