阪神・ゲラ&岩崎 鉄壁0封!両リーグ最多タイ今季20度目完封勝ち演出 ともに三者凡退!岩崎「とにかく明日」
「阪神1-0巨人」(22日、甲子園球場)
阪神の鉄壁の“勝ちパターン”2人が、ライバルの息の根を止めた。八回からの1イニングずつを、いずれも打者3人でピシャリと封じ込め、1-0の白星を完成させた。完封勝利は今季20度目で両リーグ最多タイとなった。
虎が誇る強力ブルペン陣が天王山で仁王立ちした。才木からバトンを受け取って八回から登板したのはゲラだ。「ゾーンでしっかり勝負できるように攻めの気持ちだけ持って投げました」。2死後にベテラン・長野を空振り三振に仕留めた。耳をつんざくような聖地の大歓声も「聞こえなかったです。集中していたので」。冷静な投球で完璧な仕事を成し遂げた。
九回は守護神・岩崎がマウンドに上がった。泉口と大城卓は、いずれも初球を外野フライに打ち取り、最後のモンテスは遊ゴロ。8球で23セーブ目をマークした。自身は通算501試合目の登板となり、球団投手では若林忠志に並ぶ歴代6位タイとなった。左腕は「才木が頑張ってたので力が入りました」と充実の表情を浮かべる。
追いかけてきた宿命のライバルに1ゲーム差と肉薄した意味は大きい。ゲラは「大事な試合なのは今日もあしたも一緒」と気迫をみなぎらせ、岩崎も「とにかく明日です。また明日、頑張ります」と言葉に強い力を込めた。自慢の勝利の方程式が、宿敵を再び抑え込んで逆転Vへ導く。
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