阪神・才木は7回1失点も9勝目ならず 3試合白星から遠ざかる 22回でわずか2失点も援護なく

 「阪神-ヤクルト」(9日、甲子園球場)

 阪神の才木は7回6安打1失点でリードを許したまま降板し、リーグトップの9勝目の権利は得られなかった。

 初回から27球を投じ、三回1死は投手の吉村に四球を与えるなど制球に苦しんだ。四回は先頭の長岡に中前打を許し、2死三塁から宮本に一、二塁間を破る先制の右前適時打を許した。

 それでも六回1死一塁はオスナを遊ゴロ併殺打。七回2死三塁は代打・青木に対して109球目の152キロ直球でバットを折り、遊ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けた。

 これで8勝目を挙げた6月16日・ソフトバンク戦を最後に3試合連続で白星から遠ざかることになった。ただ、その間の3試合で22回を投げて自責点2で防御率0・82と安定した投球を続けている。

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