阪神・大竹 好調・西川を警戒 昨季対戦打率・368と苦戦「体の開きがマジで遅いんで」

 好打者を封じて白星を呼び込む。12日のオリックス戦(京セラ)に先発する阪神・大竹耕太郎投手(28)が10日、移籍1年目の西川に警戒心を強めた。広島時代の昨季は19打数7安打で打率・368。敵軍の中軸を全力で抑えにかかる。

 「体の開きがマジで遅いんで。『こういうふうに差していきたい』、『こういう意識を植え付けたい』というのはなかなか難しい印象がある」

 現在、5連勝中のオリックス。中でも注意するのは4番に座る西川だ。9日までの巨人3連戦では打率・417、4打点でチームを同一カード3連勝に導くなど、4試合連続打点中。勢いに乗せないためにも「西川封じ」が一つのポイントになる。

 この日はキャッチボールやダッシュなどで調整。移籍後初の交流戦白星へ。「(映像を)今から見ます」と研究し、マウンドに上がる。

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