阪神・岡田監督 狙い通りの高橋礼攻略「左しかヒット出ないやん」3番で適時打の佐藤輝も評価「いやいや、普通に打っていけばヒット出る」

 3勝目を挙げた才木(35)を迎える岡田監督(撮影・西岡正)
 試合後、才木(右)に言葉をかける岡田監督(撮影・中田匡峻)
 最後を締め笑顔の岩崎(中央)=撮影・金田祐二
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 「巨人2-4阪神」(5日、東京ドーム)

 阪神は打線の組み替えが的中し、2位・巨人に1ゲーム差に迫られていた中、接戦を制した。

 打線は三回、相手先発、右下手投げの高橋礼から先頭の木浪が左前打で出塁。近本が4号2ランを放ち、先制した。さらに中野の中前打、3番で出場した佐藤輝の左前適時打でさらに1点追加した。

 岡田監督は3番・佐藤輝、5番・前川起用の狙いについて「前の左で点取ろうかなと思って。高橋用と思って。左打線にかけましたけど、今日は」と説明。前回対戦で6回1安打無失点に抑えられた高橋礼を攻略し、「なかなか特殊なピッチャー、右はしんどいと思ってた。上位に集めて、そこで点を取ろうかなと思って。左しかヒット出ないやん。そら、右、全然タイミング合ってない。大山にしても森下にしても。打てそうな感じない」と笑った。

 佐藤輝は第1打席でもいいあたりの左飛。逆方向への打撃を意識し、貴重な一打を放った。指揮官は「佐藤も1打席、2打席ともに反対方向打っていたし。あの1点も大きかった。(普段から)普通に打っていけばヒットは出ると思う。今日なんかはボール選んでたし」と評価した。

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