阪神・青柳 開幕投手指名に「突然でした。もちろんうれしい」 2年連続の大役「意気に感じベスト出す」

 阪神・青柳晃洋投手(30)は7日、「2024年 阪神タイガース激励会」に出席。岡田監督からの開幕投手指名は事前に聞いておらず、「突然でした。もちろんうれしいです」と2年連続となる大役を受け止めた。22年から23年にかけて7連勝を飾り、好相性を誇る巨人相手の開幕戦。「元々狙っている場所ではあったので、今年もそこからスタートできると引き締まりました。チームが勝てるような役割ができたら」とひのき舞台を見すえた。

 チームが日本一を勝ち取った昨季、開幕戦と日本シリーズ第7戦で先発を任された。シーズン最初と最後の勝利に貢献したが、不振による2軍落ちもあり、8勝6敗で3年連続の2桁勝利はかなわず。「去年のふがいない成績から、それでも期待して開幕ゲームに選んでもらえるのはすごい光栄なことなので、その期待に応えられるように」と名誉の指名に、結果で返すことを誓った。

 激励会では指揮官から「日本シリーズから連投になるけど大丈夫やな」とジョークも向けられ、「ちょっと肩が張ってるんで厳しいです」とニヤリ。「大事な試合で選んでもらえたのを意気に感じて、ベストなパフォーマンスを出せるように調整していくだけ」と覚悟を決めた。

 8日のヤクルトとのオープン戦(甲子園)で、先月17日以来今季2度目の実戦を迎える。前回登板で臀部(でんぶ)の張りを発症したことで間隔は空いたが、「体的には問題ない。バッターとしっかり勝負できれば」と不安材料は皆無。開幕戦と同じ金曜日、2年連続で手にした“晴れの称号”に恥じない好投を演じて、その資格にふさわしいことを証明する。

 ◆23年3月31日(対DeNA、京セラ) 初の開幕投手を務めた青柳は初回、1番・佐野を空振り三振に仕留めると四回までパーフェクトピッチ。五回までに5点の援護もあり、プレーボールから飛ばす力投。六回2死一、二塁で降板も93球、2安打1失点の好投で、カムバックした岡田監督に開幕勝利を届けた。

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