阪神ドラ1下村 慎重期して別メニュー 背中の張り訴えも休日明け25日から復帰見込み
阪神のドラフト1位・下村海翔投手(21)=青学大=が23日、鳴尾浜での新人合同自主トレで背中の張りを訴えて、別メニュー調整となった。
気温5度、凍えるような寒さの中、アクシデントに見舞われた。ウオーミングアップの後、キャッチボールを開始。その最中にトレーナーからストップがかかった。他の新人がノックやブルペン投球を行う中、午後11時15分ごろにひとり施設内へ。大事を取って、練習を途中で切り上げた。
球団関係者によると、そのままキャッチボールを続けても問題はなかったものの、慎重を期したという。その後は病院に行くことなく、施設内で治療を受けたもようだ。
ここまでも慎重に調整を続けてきた。19日に鳴尾浜で初めてブルペン入り。捕手を立たせて20球を投げ「全力投球というより、マウンドの感触とか傾斜をいろいろ試しながら」と振り返っていた。
青学大1年12月に右肘のクリーニング手術と軟骨再生手術を受け、長いリハビリを経験。4年時にはリーグ戦だけでなく、日米野球大学野球選手権大会の日本代表に選ばれるなど、エース格としてフル回転した。過去の故障と疲労を考慮され、春季キャンプは2軍スタートが決まっている。
今後は24日の休日を挟み、25日から始まる第5クールでは練習に復帰する見込み。ペースダウンを余儀なくされる可能性もあるが、慌てず焦らずじっくり仕上げていく。
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