阪神・近本 後任選手会長・中野に「任せた」 日本一語り継ぐ「言える立場になってラッキー」
阪神の近本光司外野手(29)が29日、3期務めた選手会長の後任に内定している中野へエールを送った。「譲るとかじゃなく任期なので、任せるって感じです。あいつなりのやり方でいい。社会人卒だし、そういうのは身についていると思う」と信頼を寄せた。
日本一を経験した阪神の選手会長は1985年の岡田彰布以来となる。現指揮官が選手会長としての38年前を語る姿を目の当たりにして「僕はこれから先そういう立場(監督)にならないと思います(笑)」と断った上で、「どこかの子どもたちに話す時に、そういうことも言える立場になってラッキーだった」と日本一を語り継ぐ使命感を新たにした。
“最後の公の場”となった優勝祝賀会では、集まった約500人の支援者らを前に「18年間という長い時間お待たせすることになりましたが、優勝の喜びを分かち合うことができて本当にうれしく思います」と立派にあいさつ。選手会長としての背中を示し、“大役”を中野へ引き継ぐ。
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