阪神 岡田監督が勝負手ズバズバ 6点リードでも送りバント指示&六回から伊藤将を投入 流れ渡さず

 6回、犠打を決めた坂本(左)を迎える糸原(右から3人目)らナイン(撮影・中田匡峻)
 6回、犠打を決める坂本(撮影・中田匡峻)
 6回に登板し力投する伊藤将(撮影・西岡正)
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 「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ-阪神タイガース」(5日、京セラドーム大阪)

 阪神の伊藤将司投手が6点リードの六回からリリーフとしてマウンドに上がった。

 先発の柱としてシーズン中は躍動した左腕。ポストシーズンでのリリーフ登板は2021年CSファーストS第2戦以来となる。6点リードでクリーンアップを迎える場面で岡田監督は惜しみなく投入。先頭の紅林をあっさり三振に仕留めると、4番・森は一ゴロに打ち取った。最後は頓宮をフルカウントから中飛に打ち取って、三者凡退に抑えた。

 直前の攻撃では6点リードでも1死から木浪が相手の失策で出塁すると、続く坂本に送りバントを命じた。得点にこそつながらなかったが併殺や走者を進められず空気を重くすることを避けるための采配だ。

 「流れの野球」を標榜し、オリックスに一瞬の付け入る隙も与えない采配をふるう岡田監督。1985年以来、38年ぶりの日本一へ、厳しい手を打ち続けている。

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