自身のインスタグラムのストーリーズに自身に対する誹謗（ひぼう）中傷が寄せられたことを明かした、阪神の大竹耕太郎投手（２８）に励ましの声や、中傷した人物への怒りの声がＳＮＳ上にあふれた。

　大竹はヤクルト戦での登板を終えた４日夜、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。ＳＮＳを通じて自身に対する誹謗（ひぼう）中傷が寄せられたことを明かし、投稿に反論した。

　アップした画像には、同一のアカウントで「優勝したからといって適当に投げるゴミ投手」「本当に日本一のゴミ投手の一人」などと罵倒するようなコメント内容が投稿された。これに対し、大竹は「わざわざアカウントまで作って　こんなコメントをしてくる　あなたよりは　私の方が真っ当に生きていると思います」と毅然（きぜん）と反論している。

　大竹は４日のヤクルト戦で先発し、５回３失点。勝ち投手の権利が発生していたが、九回に岩崎がつかまり、チームはサヨナラ負けを喫し、寸前で最高勝率のタイトルを逃していた。

　この投稿を機に「大竹投手」がトレンド入り。むしろ同情されるべき立場の大竹に対する誹謗（ひぼう）中傷に「最高勝率がかかった試合で適当に投げるわけがないだろ」「どこに文句があるのか。成功者に対するねたみか」「阪神ファンはみんな感謝しています！」といった書き込みが次々とファンから投稿された。