阪神新外国人ブルワー 上々“日本デビュー” 自信のカーブ織り交ぜ3人斬り「非常に興奮」 15日から1軍昇格へ

 「ウエスタン、阪神タイガース3-0広島東洋カープ」(13日、鳴尾浜球場)

 阪神新外国人のコルテン・ブルワー投手が来日初登板を迎えた。1回無安打無失点で上々の“日本デビュー”。首位独走の1軍行きに「いつでも準備できています」と意欲を示したが、15日からの広島3連戦(マツダ)での即昇格が決定的となった。

 七回、マウンドに上がるとまずは石原に初球直球を投げ込み、カウント1-1から再び直球で右飛に仕留めた。韮沢との対戦では長坂のサインに首を振ってからチェンジアップでカウントを整え、最後はカーブで空振り三振。二俣からもスライダーで空振り三振を奪い、三者凡退でベンチへ戻った。

 実戦は6月25日以来となったが、「結果も良かったですし、非常に興奮しました」と問題なし。最速151キロを計測し、自信があるというカーブとカットも織り交ぜた13球となったが、「ツーシームも投げていきたい。カーブもまだ100%の感じではなかったので質も求めたい」と“上乗せ”も予告した。

 和田2軍監督は「コントロールがいい。真っすぐもちょっと動くから芯をとらえづらそう」と好感触。映像をチェックした安藤投手コーチも「試合ではいけそうな感じはします」と戦力ととらえた。アレへの“ラストピース”が盤石ブルペン陣をさらに強化する。

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