元阪神・横田さん死去 引退試合出場の板山、片山が追悼「奇跡のバックホーム」振り返り「アイツのすごいエネルギー伝わった」

 脳腫瘍のために18日に28歳の若さで亡くなった阪神OB・横田慎太郎さんの訃報を受けて、阪神の2軍選手、スタッフが19日、鳴尾浜球場で、練習前に黙とうをささげた。中堅後方のスコアボードには球団の半旗が掲げられた。

 横田さんが「奇跡のバックホーム」を見せた2019年9月26日の引退試合に出場していた、板山祐太郎外野手と片山雄哉捕手が横田さんを追悼。当該シーンで二塁の守備に就いていた板山は、「投げられないと思って短めにカットに入ったんですけど、僕の頭上をはるか越えて、最高のバックホームを見せてくれたことは本当に忘れられない」と述懐した。今年5月にお見舞いに訪れたといい、「28年間の短い人生でしたけど、アイツなりに本当に頑張ったなと思います。ゆっくり休んでほしい」と悼んだ。

 返球を受けた片山は、「感じたことのない予感があったんですよ。ボールが返ってくる、みたいな。捕ったとき、見えない力を感じた。アイツのすごいエネルギーが伝わった場面だった」と感動を呼んだ横田さんのプレーを振り返った。

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