阪神・近本が2点適時打 今季6の4&8打点!“隠れ満塁男”が聖地沸かせた

 「阪神4-6ソフトバンク」(17日、甲子園球場)

 “隠れ満塁男”が聖地を沸かせた。さすがの仕事ぶり。悔しい敗戦の中でも、阪神・近本光司外野手が存在感を光らせた。

 「打線がつながった良い流れに乗ることができました。浮いた球をしっかり仕留めることができて良かった」

 2-0の四回。2死満塁と絶好機が巡ってきた。石川&甲斐の相手バッテリーはカーブを4球続けてカウント2-2。頭の中に考えを巡らす。「もうカーブはないなと思った。ファウルにしたら次、何が来るか分からない。真っすぐをどこに打つか、じゃあ、どこが捉えやすいか」。狙いすました5球目の高め直球を捉え、2点右前適時打を放った。

 これで今季の満塁では6打数4安打8打点と頼もしい。「フォアボールがないので、早めにストライクを取ってくる。捕手は見逃しも取りたいんだろうなと思うので、外のスライダーだったり、カーブ、近いところと外のストレート(を意識する)」。満塁機でも冷静に状況を分析し、結果につなげる。

 チーム内には、満塁で5打数4安打10打点の大山や、4打数2安打6打点のミエセスといった“満塁男”たちがいるが、頼れるリードオフマンも負けてはいない。いよいよ交流戦最終戦。その勝負強さで、次こそチームを勝利へ導く。

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