サヨナラ勝ちの阪神・岡田監督 森下対決での決着に「どっちの森下?笑」九回続投でニヤリ「やっぱりな」一問一答

岡田監督(左)はサヨナラ打を放った森下を祝福する(撮影・山口登)
 9回、サヨナラ打を放った森下(左)を祝福する佐藤輝(撮影・山口登)
9回、阪神・森下にサヨナラ打を打たれる森下(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神1-0広島」(20日、甲子園球場)

 阪神が劇的なサヨナラ勝ち。貯金10とした。

 広島先発の森下に抑え込まれていたが、九回、2死から大山が二塁打、佐藤輝は申告敬遠で一、二塁。ここでドラフト1位・森下が左前打を放ち、1-0で勝利した。

 岡田監督の一問一答は以下。

-森下から一振りで決めた

「そうね。まあ最初からね、あのう、あの森下、森下で行こうと思っていたから。まあ、ファームでもね、ちょっと鳴尾(浜)でやってたんで。まあ、でも、最初かな。レフトフライか、あのカーブをいい感じで打ったんで、きょうはいくかなと思いましたけど」

-どのあたりに期待して久々のスタメン起用したのか

「いやいや、ファームで、おーん。名古屋で結果も出したし、そろそろだいぶ調子もあがってきたというんで。まあ、(昇格した)きのうでも(スタメンは)よかったんですけど、ね。その前にミエちゃんが打つから。きのうはね。今日はそういう意味でも、最後、いいところで回ってきて、本当によく打ちましたね。はい」

-大竹は7回99球。内容をどう見ていたか。

「まあ、ね、内容というか、結果はゼロに抑えているんで、広島は3回目なんでね。相手もそうとう研究して、今日は初回からすごく粘られたり、研究をしてると思うんだけど。調子もそんなに良い悪い(ということではなく)、普通と思うんだけど、ランナーを出してもうまく0点に抑えていくというか、そういう投球術というかね、それはさすがですね。やっぱりね」

-連敗をしなかった。

「きょうの勝ちはね、昨日もね、どっちに転ぶかわからない展開だったけど、きょうもそうだけど、昨日よりも今日の勝ちの方がね、価値のある1勝だと思うし。これで明日も、明日は久しぶりに才木が投げるんで、今日の勝ちによって才木もちょっとは楽に投げられるんじゃないかな」

(記者囲み)

-森下ですけど

「どっちの森下?分からへんやろ、森下て(笑)」

-虎の森下ですけど

「虎の森下て」

-スタメンで出すと決めたのはいつか。

「いやいや、2戦目、森下、広島の森下やからや。そらもう鳴尾でねえ、森下からヒットも打ってるし、そんなんもう名古屋行く前に見てるから、ちょうどねえ、いい感じというか、まあそら1年目やから、初めてのピッチャーとも合うわけやけど、2軍でも対戦経験があるわけやから、最初からそらもう森下、うん」

-最後は初球を仕留めた

「うん。だから、初球からバットが出るいうことやろな。うん。1軍で悪なってる時は、あれ初球見逃してしまうやんか。打てるボールもな。そういうことや。それは打とうとするんやなしに、自然にね、反応してるんやろな。甘い球ていうかバットが出てヒットになる可能性のあるな、甘いボールに対して」

-森下は良かった

「森下は良かった。久しぶりに良かったよなあ。まあでも、最後、9回はくると思わんかったけどなあ。9回はくるとは思わんかった。来たから、逆になあ、ひょっとしたらと思うたなあ、やっぱりな」

-ちょっと新井監督が

「あれは、9回はきついで。おーん」

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