阪神・西勇が7回1失点の好投 約1カ月ぶりとなる白星の権利を手にして降板

 7回、鵜飼を空振り三振に斬り、グラブをたたく西勇(撮影・中田匡峻)
 4回、龍空を遊ゴロに打ち取り、ガッツポーズを決める西勇(撮影・高部洋祐)
 3回、野手に合図を送る西勇(撮影・高部洋祐)
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 「中日-阪神」(17日、バンテリンドーム)

 阪神の先発・西勇輝投手(32)が、7回5安打1失点の好投を見せた。

 初回は2安打でいきなり2死一、三塁のピンチを招くも、細川を一ゴロに打ち取って脱出。その後は慎重にアウトを重ねた。

 1点先制した四回。2死一塁となり、打席にはこの試合まで打率・250の木下。直前には梅野がマウンドに向かい、入念に話し合いを行った。初球は外角ボールから入り、最後は四球で出塁を許して2死一、二塁。ただ、8番・龍空はこの試合まで打率・125と低調。得点圏に走者を背負うリスクを背負って手堅い勝負を選択し、遊ゴロに打ち取った。

 3点リードの六回に細川に左翼へのソロを許すも、動揺せず。4月18日・広島戦(甲子園)以来、約1カ月ぶりとなる白星の権利を手にしてマウンドを降りた。

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