阪神・佐藤輝 Vタイムリー GW3年連続大活躍 今季最多4万2596人虎党沸かせた
「阪神3-2中日」(4日、甲子園球場)
猛虎の2試合連続逆転勝利に甲子園が沸き返った。この日のヒーローは阪神・佐藤輝明内野手(24)だ。八回、大山の同点打に続く、勝ち越しの右前適時打を放った。これで3試合連続安打&打点となり、直近8試合で9打点の活躍。チームの貯金も今季最多に並ぶ4となった。「ゴールデンウィーク こどもまつり」最終日に聖地の子供たちを歓喜させた。
甲子園に詰めかけた今季最多4万2596人が“ゴールデンウイーク男”に沸いた。佐藤輝のバットが導いた最高のエンディングにたくさんの子どもたちが夢を見た。
「チェンジアップでやられてたので、それを最後打てたのは大きいかなと思います」
八回、相手の併殺取り損ねも重なり、3番・ノイジー、4番・大山の連打で同点とすると、なおも2死一、二塁。この日、打線が苦しんでいた柳と対峙(たいじ)した。カウント2-1からチェンジアップを強振し、右前へ。岡田監督もチームメートも笑顔で万歳の勝ち越し適時打となった。
1試合の中で右腕を完璧に攻略した。七回の打席でも無死二塁の好機で打席に。しかし同じチェンジアップで二ゴロに封じ込まれていた。「チェンジアップはすごい頭にありました。抜けてくれてよかった」と見事に1打席で修正。エース級から好機で放った一打に笑顔を見せた。
「ゴールデンウィーク こどもまつり」最終日のお立ち台では子どもたちからのインタビューも受けた。「緊張してたと思いますけど、しっかり質問してくれたので立派だなと思います」。表情を緩ませた背番号8は、毎年この期間を大いに盛り上げている。
1年目の21年、4番デビュー戦となった5月2日・広島戦(甲子園)では野村から逆転満塁弾。2年目の昨年4月29日・巨人戦(東京ド)では菅野から先制2ランを放ち、大山とのアベック弾でも沸かせた。
そして2試合ともチームは勝利。そんなヒーローが今年もエース級撃破で白星に導いた。1年目の満塁弾は無観客だったことを思い出し、「お客さん入ってたんでよりうれしいですね」と聖地の大歓声を浴びる喜びをかみしめた。
チームは今季最多タイの貯金4となった。首位・DeNAとのゲーム差は3のまま変わらなかったが、3戦連続安打、直近8戦で9打点と波に乗っている佐藤輝に「まぁ、今が普通やない。でも、最近ほとんどライト方向のヒットばっかやからな。ポイントが良くなってきたということよ」と岡田監督も目を細めた。絶好調の大砲が5日からの広島戦(マツダ)でも勝利をもたらす。
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