阪神ローテ再編 青柳は5・2中日戦の可能性 28日からの燕3連戦は大竹・村上・才木

 村上(右)と談笑しながらアップする青柳(撮影・中田匡峻)
 キャッチボールをして調整する大竹(撮影・立川洋一郎)
 練習中、笑顔を見せる村上(撮影・中田匡峻)
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 「阪神(降雨中止)巨人」(25日、甲子園球場)

 阪神は25日、巨人戦(甲子園)が雨天中止となり、先発ローテーションを再編した。同日に登板予定だった西勇は26日・同戦にスライド、27日・同戦は伊藤将が予定通り先発する。26日に先発予定だった大竹について、岡田彰布監督は「(早大時代に)慣れたとこで投げてもええけどなあ」と、ヤクルト3連戦(28~30日、神宮)での登板を示唆した。

 大竹は28日・第1戦に登板する見通しで、同戦に先発予定だった青柳の登板が流れる可能性が浮上した。第2戦は村上、第3戦は才木がそのまま先発する。青柳は次カードの中日3連戦の初戦(5月2日、甲子園)に回るとみられる。

 開幕投手を務めた青柳だが、ここまで3試合連続で勝利から遠ざかっている。21日・中日戦(バンテリン)でも制球に苦しみ、三回途中4失点で降板。2試合連続KOとなり、岡田監督も次回登板について「それは分からへん」と語っていた。

 青柳は24日の練習で安藤投手コーチとキャッチボールを行いながら修正点を確認。この日もブルペンに入るなど、懸命に復調を模索した。悩めるエースに十分な調整期間を与える狙いもあるとみられ、雨天によるローテ再編を“天の恵み”に変えていく。

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