阪神・中野 戸郷撃ち任せろ!前回対戦で安打「苦手意識ない」 侍J戦友も「今は敵」
阪神の中野拓夢内野手(26)が24日、“戸郷攻略”に意欲を示した。11日の今季初対戦では宿敵の右腕に7回0封と抑えられたが、自身は右前打を放ち気を吐いた。昨年も19打数5安打、打率・263の数字を残しており「自分自身あまり苦手意識はないので、攻め方を含め、しっかりと考えて、いい場面で打てるように準備したい」と自信を口にした。
“低空飛行”を続ける虎打線にあって、打率・303の中野は同・329の近本と並んで好調を維持している。チーム浮沈の鍵を握る1、2番コンビの一角は「毎試合、後ろにつなぐということを意識してやっている。そこは変えずに自分の役割をやっていきたい」と自覚をにじませた。
戸郷とは侍ジャパンの戦友として、WBCで世界一獲得に貢献した間柄でもあるが「今はもう敵なので、しっかりと打てるように研究しながらやっていきたい」と力強く宣言。「ポンポン、ストライクも取ってくるので、追い込まれたあとのアプローチも大事になってくる。簡単に終わらず、球数を投げさせるとかはできる」と攻略のイメージを描いた。
鬼門・名古屋で足踏みした虎を再加速させるためには、攻守でチームを支える2番の力が不可欠だ。
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