阪神・青柳 五回途中5失点2試合連続のKO 今季2敗目を分析「狙われたのかな」

 3回、小笠原にタイムリーを打たれる青柳(撮影・飯室逸平)
 1回、溝脇に勝ち越し適時二塁打を浴びる青柳(撮影・飯室逸平)
 力投する先発投手の青柳(撮影・中田匡峻)
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 「中日4-1阪神」(21日、バンテリンドーム)

 左翼席に陣取る虎党からは何度もどよめきと悲鳴が起こった。阪神・青柳晃洋投手が、五回途中5失点だった14日・DeNA戦(横浜)に続き2戦連続のKO。今季2敗目を喫し、「結果、打たれただけ」と苦しい結果を受け止めた。

 1点の援護をもらった初回だったが、1死一、二塁のピンチを招くと、4番・石川昂に真ん中ツーシームを捉えられて右前適時打を献上。2死一、二塁では溝脇に右翼フェンス直撃の勝ち越し適時二塁打を浴び、あっさりと逆転を許した。

 悪い流れを断ち切れず、二回にはアルモンテに右前適時打を献上。四死球で招いた三回2死一、二塁では投手・小笠原に中前適時打を許し、2回2/3を4失点で降板となった。

 被安打7全てでツーシームを捉えられ、「狙われたのかなと。ここ2試合は打たれている球種が一緒」と要因を分析。修正を誓ったが、「次(の先発)があれば、そうなると思います」とうつむいた。虎のエースが、苦境に陥っている。

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