「ＤｅＮＡ（降雨中止）阪神」（１５日、横浜スタジアム）

　阪神は１５日、ＤｅＮＡ戦（横浜）が雨天中止となり、先発ローテを再編した。１５日に登板予定だった大竹について、岡田彰布監督は「（中）３日あるんか。水曜か。大丈夫やと思うけどな」と１９日・広島戦（甲子園）に回すと明かした。１６日・ＤｅＮＡ戦には才木が予定通り先発する。

　天候に翻弄（ほんろう）される形となった大竹だが「ちょっと（気を）抜くような日も作らないとしんどくなる。そのへんは自分で考える」と調整に自信。安藤投手コーチは「調整に関しては全然心配していない」と左腕への信頼を寄せた。

　１９日・広島戦は当初、１２日・巨人戦（東京ド）で７回まで完全投球を演じた村上が先発予定だった。だが、同戦に大竹が登板することで、右腕は２２日・中日戦（バンテリン）に回るとみられる。西純の登板日に関して、岡田監督は「まだそれはちょっと分からん」と明言を避けたが、広島との第３戦（２０日）から動かさない見込みだ。

　２軍では左肩の違和感から実戦復帰した伊藤将が２度目の実戦登板で好投。安藤コーチは「状態を見ながら」と慎重な姿勢を崩さないが、昇格へ着々と前進している。厚みを増しつつある先発陣で勝ち星を積み重ねていく。