岡田阪神に恵みのアメよ 「みんな使える」ブルペン陣に貴重な休養 先発ローテの“谷間”消滅
「広島(降雨中止)阪神」(5日、マツダスタジアム)
阪神・岡田彰布監督(65)が5日、マツダスタジアムで取材に応じ、今季初の雨天中止を歓迎した。「どっちみち(振替試合を)やるんやから、ええ時にやりたいよな。心配やからな、ケガとかな」。発表前から憂鬱(ゆううつ)そうに、雨空を見上げていただけにホッと一安心だ。
開幕4連勝の勢いをそぐどころか、チームにとっては恵みの雨となる。この日、先発予定だった大竹は8日・ヤクルト戦(甲子園)へ。当初8日に先発するはずだった村上は再び中継ぎ待機させる。
「また村上あかんようになってもうたな」
岡田監督は先発機会が流れた右腕を笑っていじりつつ、「これでまたちょっと先発が空くとこなくなったからな」と、ひとまず先発の“谷間”がなくなったことにニンマリ。開幕からフル稼働してきたブルペン陣にも貴重な休養日となり、「みんなそら使えるしな」と投手起用に自信を見せた。
虎将は鳴尾浜でシート打撃に登板した伊藤将、岩貞についても言及。「まだそんなに慌てるというか、投げるとこもないやんか。上げる時はある程度、万全で上げたいよな」と余裕たっぷり。100%のコンディションで1軍に呼ぶつもりだ。
連勝で本拠地・甲子園に帰りたいかと問われると「ええ天気でなあ。分からんやろ、まだそんなん(笑)」。一戦必勝で、ロケットスタートにつなげる。
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