阪神・青柳 乾いてOK 水抜き要望!本番仕様確認 24日は湿ったマウンドに滑って苦投 

 明るい表情を見せ練習へ向かう青柳
 佐藤輝(右)と談笑する青柳(撮影・中田匡峻)
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 開幕投手に内定している阪神・青柳晃洋投手(29)が29日、京セラドームのマウンドで投球練習を行った。

 「今回は水とかも入れないで整備してもらって。前みたいに滑る感じはなかったので、投げやすく投げられた。本番もこっちでお願いしますという話をしました」

 31日に行われる開幕戦・DeNA戦の舞台となる。同じマウンドで登板した24日・オリックス戦では制球に苦しみ4回3失点。何度もスパイクに付いた土を落とす場面が見られ「マウンドが湿って滑ったんで、フォームが合わなかった」と要因を明かしていた。

 通常はブルペンで投球を行う先発2日前のこの日、全体練習が始まる前に本番のマウンドで約40球を投じて、感触を確認した。「前回は早朝野球をやった整備後で乾いてなかったというのが理由らしいので。今回は普段通りよりも水を抜いて慣らすだけというのをやってもらって、乾いた方が僕は良かった」と原因や改善策を自らチェック。「要望は言っておいた方がいいかなと。しっかり話ができたのは良かった」と不安を払拭した。

 自身初の大役まで残り1日。チームの“快幕”を導くためにも、最善を尽くして挑む。

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