阪神の新外国人シェルドン・ノイジー外野手（２８）が１３日、初の関東遠征でさらなる上昇を誓った。左腰の違和感から実戦復帰し、１２日の巨人戦（甲子園）ではオープン戦初安打を含む２安打と好走塁でアピールした。開幕まで３週間を切り、残された実戦は１０試合。「状態的には悪くない。後はなるべく多くの打席に立ちたい」と調整プランを描いた。

　「開幕３番」の大本命だが、打順については「全くどうでもいい」と興味を示さない。「言われたところでいきたいし、打順よりもチームの勝利に貢献することが大事」と自身の役割を強調した。

　開幕戦で顔を合わせるＤｅＮＡが相手だが「今は相手うんぬんより自分のプレーが大事。気にせず自分の野球をしたい」。自らに焦点を当てつつ打席に向かう。