阪神・青柳 開幕投手そらオレよ 「投げたいですし、投げないと」伊藤将&西勇に負けま宣言

 阪神・青柳晃洋投手(29)が17日、静岡県沼津市でチームメートの村上、岡留らと行う合同自主トレを公開した。2年連続13勝を挙げる右腕は、今季の開幕投手に「投げたいですし、投げないといけない」と名乗りを上げた。昨季はその大役に内定していたが、新型コロナウイルス感染により白紙に。伊藤将、西勇らとの争いに勝ち、開幕戦のマウンドに上がる。

 選手や報道陣と一緒に、階段ダッシュをやり遂げた青柳の表情は晴れやかだった。村上相手に行ったキャッチボールでも、力強い球を次々と投げ込んでいく。約4時間、調整した後は「だいぶ順調に来ていると思います」と笑顔。沼津で充実の時間を過ごしている。

 今年こそ立ちたいマウンドがある。それは開幕投手だ。昨季は初の開幕投手に内定していたが、新型コロナウイルス感染により機会を失った。岡田監督からも開幕投手候補として期待されているだけに、必ず大役を担う。

 「開幕投手はチームの顔。投げたいですし、投げないといけないと思っています。将司(伊藤将)だったり、西(勇)さんだったりライバルはたくさんいますが(競争に)勝って、自分が投げて勝ってチームが勢いに乗れるように頑張りたい」

 WBCで代表メンバー入りする可能性があったが、前日に球団から30人の枠に入っていないことが伝えられた。今後、代替選手として入る可能性もあるが「そこは切り替えて開幕を目指したい」とキッパリと言い切った。

 昨季5月14日・DeNA戦から8月2日・巨人戦まで9連勝と無双状態だったが、以降はなかなか勝ち星が付けられなかった。だからこそ、現在は年間通してパフォーマンスを維持するために、準備を進めているという。

 この日も階段ダッシュなど体をいじめ抜いた後に、体幹トレーニングにすぐ移行していたが「疲れた状態でもしっかりきれいな形で耐えるというのもやっている。きつい状態でも崩れない」ような体作りに励んでいる。

 「先発だと七、八、九回投げて(体力が)落ちない、ちゃんといいボールが投げられるかをメインにやっています。投げる試合は完投、完封目指して入っていますし、全部勝ちたい」。向上心旺盛な青柳が、今年も絶対的な大黒柱で君臨する。

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