阪神・青柳が自主トレ公開 初の開幕投手狙う「投げたいし、投げないといけない」

 阪神・青柳晃洋投手(29)が17日、静岡県沼津市で同僚の村上、岡留らと行う合同自主トレを公開した。階段ダッシュやキャッチボール、ロングティーなど約4時間、汗を流し、今オフ、順調に調整を続けていることも明かした。

 「だいぶ、順調に来ているとは思いますね。しっかりと投げられていますし、ピッチングもある程度できているので、僕の中では例年より良いオフを過ごせているなと思っています」

 村上、岡留には「足を着いてから投げる」ということを、自主トレ初日から意識付けさせてきているという。「僕自身、それを覚えてから活躍した選手ですし、当たり前のことが当たり前にできる回数が増えていったら、試合でいいボールが行くようになったので。自分の経験から伝えられることはしっかり伝えたいなと思っています」と“青柳塾”を実戦している。

 2年連続13勝とチームの大黒柱は、初の開幕投手の座を狙う。「投げたいですし、投げないといけないと思っています。将司(伊藤将)だったり、西(勇)さんだったり、ライバルはたくさんいますが、勝って、自分が投げてチームが勢いに乗れるように頑張りたいと思います」と言葉に力を込めた。

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