阪神・坂本「何でも吸収」 ヤクルト中村から極意学んで梅野から正妻奪取だ

 中村(左)と話をしながら捕球練習をする坂本
 中村(右奥)と並んでキャッチボールをする坂本(撮影・田中太一)
 中村(左)と話をしながら捕球練習をする坂本(撮影・田中太一)
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 阪神・坂本誠志郎捕手(29)が10日、愛媛県松山市で、志願して参加したヤクルト・中村らとの合同自主トレを公開した。リーグ連覇を果たした捕手から極意を学ぶ。

 「何でも吸収したいですし、見て学ぶこと聞いて学ぶこと、どっちもあるので、充実したものになるんじゃないかと感じています」

 主将を担った昨季はキャリアハイの60試合に出場し、50試合で先発マスクをかぶった。ただ、岡田監督は今季の正捕手として梅野を指名しており、立場は厳しい。定位置を奪うためにも、中村からは「『俺から見ててこう見えてたで』とか言ってもらった。(捕手の位置から)一番近くで見てる人から言ってもらえるのが一番分かる」と打率・189に終わった打撃面を中心に、多くの助言を受けているところだ。

 この日はマシンの球で捕球練習も行い、捕球から送球についての技術論も交わした。「全ての面でレベルの高い捕手。いずれそういうふうになっていきたい、追い越したい」。“虎の正妻”奪取へ、腕を磨いてく。

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