阪神・長坂 300万増の1000万円で更改「もっとできたなという感覚」
阪神・長坂拳弥捕手(28)が18日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨み、300万円増となる年俸1000万円でサインした(金額は推定)。
6年目の今季は自己最多の27試合に出場し、13試合で先発マスクをかぶった。打撃は40打数7安打で打率・175だったが、守備では盗塁阻止率・667をマーク。盗塁企図数12に対し、盗塁刺殺数8の強肩で存在感を示した。
「手応えは別にないですけど、もっとできたなという感覚は僕の中にある。そっちの方が強いですね」と振り返った。「盗塁阻止の面では評価していただけましたし、そこは良かった。課題は打撃もそうですし、もっともっと僕が試合に出た時に勝てるように、そういうところが課題」と話した。
正捕手奪取に向けては「伸ばしていきたいのは全てですけど、やっぱり打てないと試合に出続けられないと思うので、バッティングの方を重点的にやっています」と力を込めた。