阪神・岩田が契約更改「左は確実に抑えるっていうのを継続して」村上、巨人丸封じ誓う
阪神・岩田将貴投手(24)が14日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨み、現状維持の440万円でサインした。(金額は推定)
2年目の今季は、7月下旬に育成選手から支配下選手契約を結んだ。ウエスタンでは、チーム最多の41試合に登板し、4勝1敗、防御率1・97。左腕は、サイドスローから左打者の内角を突くことで飛躍につなげた。
「支配下になれたことはうれしいですし、1つの目標として今年はやってきたので、そこはよかったんですけど、1軍に行けなかったっていうのが、僕の中ではちょっと残念だった。来年はそこを目指して頑張りたい」と振り返った。
目指すは、左キラー襲名だ。「ファームでも(被打率)1割台ぐらいに左バッターを抑えられた。左は確実に抑えるっていうのを継続してやっていきたい。巨人の丸選手とかヤクルトの村上選手。1軍で活躍するためには、絶対に抑えないといけない」と力を込めた。
強打者を抑えるためにも、さらなるレベルアップは必須。「ストレートの威力というか、球速よりも真っすぐのキレとか、スピン量を、この冬で追い求めてやっていきたい」と来シーズンは、1軍でフル稼働する。